インナーチェンジングセラピーについて

多くのカウンセリングが行動面の変化、つまり問題行動をどう解決するかというその人の外面に焦点を当てたものであることに対し、内面の変化に焦点を当て、その結果として行動が変容することを目的としたものです。
一般的に行動を変化させるために、なぜその行動をとったのかという思考を問題にします。
インナーチェンジングセラピーではその行動を引き起こしている思考も大切にしますが、その行動を起こしているとき、どのように考えているときの感情に向き合い、それを処理することにより、結果として思考の自然な変化、行動の自然な変化を促します。
 
【インナーチェンジングセラピーの4つのメソッド】
「感情処理法」
「交流分析」
「人格適応論」
「愛着のカウンセリング」
これらの4つを統合した理論を【エムエスメソッド】
この理論を背景としたカウンセリング手法を【インナーチェンジングセラピー】
と言います。
 
「感情処理法」
感情には一つ一つ意味があり、役割があります。
その一つ一つの役割をできずに、感情を自分の体に溜め込んでしまうと、形を変えて体の不調などに出てきてしまいます。
その感情を自分でぐっと抑えるのではなく、処理をしていくことで、人は元気になっていきます。
 
「交流分析」
日本では最も知られている心理理論の一つです。
目には見えない人の心はどうやってできているのか。
その心はどうやって動いているのか。
私たちは生まれてから、どのように成長し発達していくのかをわかりやすく解き明かしたものです。
子どもでもわかるよう、誰が聞いてもわかるように使われてるいことから、学校や企業などで活用されています。
 
「人格適応論」
人には6つの人格的特徴があると見られて、各適応タイプにはそれぞれの関わり方があり、それを知ることでより良い人間関係を深めることができ、ミスコミュニケーションを減らすことができます。
家族、友人、職場などの人たちに役立つものです。詳しくは、各種講座の説明をご覧ください。
 
「愛着のカウンセリング」
愛着とは、赤ちゃんの頃に出来上がる安心感のことです。
赤ちゃんは、親の表情やスキンシップから、たくさんの愛情、安心感を作っていきます。
その安心感が得られなかった、感じることができなかった。
そう思うクライアントさんへ愛着のカウンセリングで改善していきます。